相手の時間を奪う安易な行動に注意しよう

時間って大事ですよね。毎日平等に訪れる「24時間」という資産ですが、使い方って人それぞれですし、みんな自由なはずです。多くの場合、時間は他人にも左右されてしまいます。自分が他人の時間を奪わないように意識的に注意する必要があります。

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安易に他人の時間を奪わない

仕事をしているとどうしても時間に縛られます。

勤務していれば当然とばかりに始業時間と定時時間を決められ、とりあえず出社して朝礼から毎日が始まる。始業時間から定時時間までの間に無意味な慣例的な時間を控除し、残った時間でタスクをこなします。残された時間でタスクを終わらせるために自分なりにタスク管理し、作業があれば作業するし、お客様訪問があればお伺いし、定時で帰ることを目標に仕事をしますよね。

最初から残業ありきで考えている人もいるかもしれませんが、それはそれで定時時間を自己的に遅らせているだけですので、考え方は一緒だと思っています。

タスクを進めるうえでお客様に連絡をしなければいけない時って必ずありますよね。その時にどういう方法でいつ連絡を取るのか、が大事だと勤務時代から思っていました。

なぜなら、相手の時間にずけずけと入り込むことになるので、連絡する手段やタイミングってとても重要だと思うのです。

想像してみてください。例えばお昼休みにカップラーメンを食べようと思いお湯を入れたとします。3分待ちますよね。その間に電話がかかってきて取り次がれたとします。対応しないといけませんよね。だいたいの内容ってたいしたことではなくて、今じゃなくてもいいんじゃないかな、と思わせる内容が多いです。しかし大事なお客様ですのできちんと対応をします。電話対応を終えるとカップラーメンは伸び伸び状態になり、美味しくない。

こんな時、電話の相手の印象ってちょこっと悪くなりませんか。相手には悪気はないはずです。こちらも嫌いなわけではありません。でもこちらからの印象がちょこっとだけ悪くなってしまいます。

だから自分は気を付けようと勤務時代から思っていました。手段はメールにし、電話は極力かけない。相手の時間の都合がつくときに返信をもらえるように内容にも緊急性を持たせないように心がけていました。ただし、少し長めの期限だけ設けます。返信がないと仕事が進まないこともありますので。

稀にメールすると電話してくる方もいるので、それを見込んで電話が来てもこちらの時間に支障がないときにメールを送ります。電話がくるであろうことを想定して数分で対応できるように準備だけはしておきます。

こちらとしても、余裕を持ってタスクを進める必要があります。今日中にやらないといけないタスクってなると、電話で直ぐに連絡をとらないといけなくなります。すると場合によっては相手のスケジュールを乱してしまう可能性があります。こちらに悪気はなくてもです。

相手も時間を管理しながら仕事をしているはずです。それを安易に乱してはいけないし、こちらの都合だけで行動に移してはいけないと思います。

早朝や夕方以降の連絡はもってのほかですね。仕事以前にプライベートの時間を乱すことになるので絶対にしてはいけないと思います。これやったらアウトだと思っています。

自分の時間だけでなく他人の時間も大事にしよう

他人の時間を大事にできない人は、自分の時間も大事にしていない人だと思います。時間の大事さに気付いていないんだと思いますね。

勤務時代に多いのが上司ですよね。上司都合でアポを入れられたりします。当時は全くもって意味がわかりませんでした。いや、あれは今考えても意味がわかりません。いやいや、こちらにも都合あるから…って何度も思ったことがあります。

「何月何日なら空いているからこの日に伺いますね」「土曜日なら伺えます」ってお客様に連絡し、「何月何日の何時に一緒に伺うから」と事後報告。

いやいやいや、、、報連相って言葉があるやん、、、一応報告になってるんでしょうけど、事前に相談してよ。別件のアポあるし、土曜日は家族との予定あるし、っていうのが何度もありました。

他人の時間を全く気にすることなくずけずけと入り込んでくる人は、自分の時間管理をしていない、あるいは自分の時間だけを大事にしている人です。

突然の夕方以降のアポを平然とOKしたり、休日のアポをOKしたりもします。夕方や休日のアポ自体が悪いのではなく、自分が空いているからこちらも開けておけスタンスは良くないということです。

これは上司と部下ではよくありそうですが、部下もひとりの人間だし、プライベートもあります。自分の時間ばかりを大事にせず、部下の時間も大事にしないといけません。

ひとり税理士の私には部下はいませんが、お客様との連絡だったりアポだったりには同じように気を遣うように心がけています。仕事で関わる他仕業の先生や企業様との連絡やアポも同様です。自分の時間は大事ですが、他人の時間も同様に大事だということを常に意識して行動するようにしたいと思っています。

自分と時間価値が合う人との付き合いが増えた

人それぞれ価値観が違うので、時間に対する考え方も違います。それは当然であり、自分の時間に対する価値観を他人に押しつけてはいけません。

私は朝型の人間ですが、人によっては夜型の人もいるでしょう。そうなると自分が付き合いやすいのは朝型の人となります。話も合いますし、連絡も取りやすくなり、会いやすくもなります。

私が夜型の人とリアルタイムで会うとすれば必ずお互い起きてて眠くない日中です。今でこそZoomで会えたり?もするでしょうけど、時間帯は変わらないと思いますね。

飲み会となれば別ですが、基本的に私は飲み会も17時スタートの19時から20時に終わることが多く、遅くとも22時には寝床につけるようにしています。

もちろん全てがうまくいくわけではありませんが、意識はしています。次の日への影響を最小限にとどめたいと思っています。

意識することで必然的に無意味な飲み会への参加は減りました。飲み会は好きなんですが、次の日が辛いので意味のある飲み会以外は極力行かないようにしています。

独立後を振り返ると、飲み会というより食事会が多くなっていることに気付きました。車でいって車で帰れますし、そんなに遅くなることもありません。私が付き合う方は家族時間を大事にする人が多いので、そんな食事会も回数は少ないです。お互い「夕飯は家族で」のスタンスなので、ランチで会うことが多いですね。

価値観が違う人と会うのもとても楽しいのですが、リズムがずれる生活を送ると、体に与える影響が大きく、疲労が溜まってしまうので注意が必要かなと思っています。刺激を受けるのは大事だと思っていますが、自分の肉体的な健康状態と精神的な健康状態を見極めてからお会いするように気を付けています。

まとめ

時間に対する考え方は色々ありますが、他人の時間を乱さない気配りって大事だと思います。

気を付けてはいるつもりですが、まだまだ私も無意識のうちに他人の時間を乱しているかもしれません。

たまに自分の行動を見直すようにしたいと思います。

 

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