平日は仕事土日祝は休みという癖を捨てたら楽になった

大学を卒業して受験専念をした後、最初に学校法人に就職してから税理士法人での勤務時代までずっと基本的に土日祝は休みという就業環境でした。

独立してから平日は仕事であり、土日祝は休みという一種の決まり事をやっと捨てられました。

勤務時代の癖を捨てたら気持ちがめちゃくちゃ楽になりました。-

目次

身体と脳に染みついた土日祝は休みという癖

土日祝が休みという環境は、日本人が幼稚園や保育園の頃から慣れ親しんでいる生活リズムなのではないでしょうか。

月曜日から金曜日までを平日と呼び、土日を週末と呼びます。

私が小学生の頃は土曜日の午前中は学校がありましたが、午前中だけという時点で何か特別ですよね。

いつからか土曜日の午前中の登校がなくなり、土日祝は休みとなりました。

それからずっと土日祝は休みという環境に染まってきました。

中学校も高校も大学も土日祝は休みです。

海外はわかりませんが、とりあえず日本は土日祝が休みという文化ができあがっているように思います。

それが社会人になっても継続され、官公庁では土日祝は完全休みという状況ですよね。正直、官公庁が相手にするのは市民なので、市民が通いやすいのは土日祝ですからせめて土曜日くらいは交代勤務で開けておいて欲しいなと勤務時代は思っていました。それくらい国が土日祝は休みと刷り込んでいるのだと思いますね。

そんな私も学校法人時代は土日祝は完全休み。税理士法人に勤務の頃も基本は土日祝は休みで繁忙期だけ土曜出勤って感じでした。面接時に土日祝は完全休みと言われ、募集要項にも土日祝は休みとなっていましたが、実際は土日のみ休みで祝日は有休で休まないといけないという謎の事務所もありました。謎すぎて最後まで意味がわかりませんでしたが。独立するときには有休が全く残ってませんでしたね。年間の祝日より付与される有休日数の方が少ないので当たり前ですが。

そんな環境で生きてきた私ですので、独立してももちろん身体も脳も土日祝は休みモードでした。

そりゃなかなかこの癖は抜けません。土日祝に仕事をするとなんか変な感じがします。

独立後は勤務時代のように嫌々ではないのが逆に変な感じです。少しずつ慣れてきましたが。

休みは自由でも意識しないと休まない

平日は仕事、土日祝は休みという癖が少しずつ薄れてくると、次に訪れるのがいつでも休めるという誘惑です。

人間は楽な方に楽な方に向かってしまう傾向があります。

それ故に休める環境になると休みたくなるんですよね。

でもこれってひとりでやってるので致命的です。仕事は進まないし、休み過ぎるとそもそもその仕事さえ失います。新たな仕事も生まれません。ただ単に仕事がなくて暇な人になっちゃいます。これはダメダメです。

独立してひとりでやっている以上、自分が動かないと仕事は進まないし、仕事も生まれません。だから働き過ぎちゃう人もいるくらいです。

毎日朝から晩まで仕事という人も珍しくないですよね。

ここで考えなければいけないのが、何のために独立したか。

毎日仕事がしたくて独立したのか。毎日休みたくて独立をしたのか。

どちらも違います。

時間という資産を他人に縛られたくない。時間を自由にコントロールできるようになりたい。何も価値を生まない無駄な時間を過ごすなら顧問先のためになることに使いたい。

そう思って独立したのに、土日祝が休みで平日は仕事という日本のルールにまだまだ縛られてしまっていました。

それがなんとか薄れてくると、今度は真逆に休みを自由に取れるという誘惑が顔を現わします。

ただ、この誘惑は土日祝休みという癖に比べると非常に軽い気がします。

独立すると不安も大きいので、休みたいと思っても不安で休めないのです。だから仕事をし過ぎてしまう状況が生まれます。休みは自由なんですが、休む勇気がないというのが本音ですね。

意識的に休むようにしないといつまでも仕事をしてしまいます。これはこれで良くありません。

24時間カスタマイズできるのが独立の醍醐味

土日祝休みという日本のルールには染まらず、意識的に休みも取ると考えると、何か基準を作る必要があります。

自分で自分をコントロールする能力が高い人は問題ないのかもしれませんが、少なくとも私は一定の基準を設けて、それをベースにその時に必要な時間だけ休む形が理想かなと思います。

だから土日祝は休みだから仕事をしないとか、平日は必ず仕事をしないといけないという風に決めるのではなく、子供たちが休みの日に合わせて基本的に休むようにしようと決めています。

いわゆる平日に休みをとる必要があるときでもあらかじめ予定に入れておいて休みます。勤務時代の有休みたいな感じですね。

上司の了承は要らないし、半日休むだったり、日中休んで夕方から仕事したりもできます。

私の場合はどんな時でも早朝は基本的に仕事をしています。

その時にやるべきタスクをやるべき期限までに終わらせるように管理し、それを時間軸に当てはめていきます。

タスク管理に使用するタイムテーブルで空いたところは休んだり勉強したり自由に過ごします。

家族との予定があればそちらをあらかじめタイムテーブルに組み込んでおき、その日以外でタスクを終わらせるようにスケジューリングします。

勤務時代のように9時から18時は仕事という強制勤務時間も設けませんし、フレックスタイム制のようなコアタイムも設けません。

睡眠時間だけは確保するようにし、あとは自由です。睡眠時間もいつ取るかは自由です。

つまり24時間のうち7時間は睡眠時間に当てますが、どの時間に当てるかは自由です。

なので私は9時4時としています。自由の上で自分が決めたことです。

寝る時間も含めて24時間を自由にカスタマイズしています。

まとめ

独立すると24時間を自分でカスタマイズできるようになります。

平日でも土日祝でも仕事をするし休みもとる。誰の許可も取らずに自由にできます。

ただし、これだけは決めています。

土日祝は仕事をしてもお客様とのコンタクトは極力とらない。あくまでも自分でできる作業のみ。お客様が休みのことが多いからです。お客様のプライベートの時間を邪魔しないようにだけは常に気を付けるようにしています。

  

【編集後記】
昨日は猛暑でしたが、私は自宅から一歩も出ずにセミナー受講と作業でした。
急遽子守りがなくなったので、その時間を自宅でできるタスクにあてました。
そろそろ9月申告の決算準備を始めようと思います。

【家族日記】
いとことたくさん遊べたみたいで昨日はみんなベッドに行くとほぼ即寝でした。
疲れる程遊ぶのが子供たちにとっては良いことなのだと思います。
短い夏休みですが、満喫させてあげれるようにしたいですね。
今日は水族館に行く予定です。
水族館も予約制で入場規制があります。
コロナ対策で人数を制限しているようです。

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