前回までは5日目までを綴りました。
今回は6日目からを綴っていこうと思います。
ここでは、まさかのバイク故障が発生。
運良く直ぐ近くにバイク屋さんが。
これまでの運の悪さはこのためだったのかもしれません。
6日目 富良野~美瑛~比布
この日の一番の目的は「北の国から資料館」。
めちゃくちゃテンションがあがり、この旅で一番写真撮った気がします。
あ~あのシーンでみた家だとか、あのちゃぶ台だとか。
「富良野=北の国から」のイメージでしたので北の国にきたと実感した日でした。
その後に富良野といえばラベンダーとの情報がかいてあり、ラベンダー畑へと思ったんですが、行った時期が遅かったようで既に終わってた。
美瑛方面に走っていると凄いカラフルは花畑を見つけたので行ってみました。
「かんのファーム」という花畑でした。
そこで出会ったのがラベンダーソフトクリーム。
紫色のソフトクリームでこれまた美味い。
この日は暑かったのでおいしさも倍増。
そして美瑛にある「ケンとメリーの木」と「セブンスターの木」へ。
それぞれ木が一本立ってるだけなんですが、結構観光客がいました。
「セブンスターの木」はバイクを木の下に置いて写真を撮るのがバイカーでは多いとのことでとりあえずパシャリ。
バイク置いて撮って、次の人もバイクを置いて撮って、って感じでした。たまたまかな。
私の後にも3人ほど写真撮ってました。
その後はこの日の宿は比布町の「ぶんぶんハウス」。
こちらは300円で素泊まり可能。
しかも洗濯機あり。
この日は5人ほどの宿泊者がいました。
ここで出会ったのが長野から来ていたまたまたハーレー乗り。
最初のイメージは「こわっ」って感じです。
でもしゃべるとめちゃくちゃ話しやすい。
彼は2年に一度程度北海道に来ているとのこと。
それ以外でも日本各地にツーリングに行っているそう。
長野にあるハーレー集団の方で、来年長野に遊びにおいでよと。
ハーレー集団でミーティングするからとのことでお誘い頂き、その翌年の夏の試験後、「長野~東京~埼玉」というツーリングに行くことになります。
これもまた楽しかった。
比布町の夜は彼と夜中まで語り合いました。
7日目 比布~層雲峡~三国峠~摩周湖~網走
ハーレー乗りの彼がめちゃくちゃ早く出発していったので私もちょっと早めに出発。
きれいな朝日と出会い、清々しいスタートでした。
この日は北上を目指したかったんですが天気予報を見ると北は雨。東は晴れ。
これは東に行こうと思い東へ。
北海道ツーリングは結構天気予報次第で進む道を決めます。
晴れ予報の方向へ進むと良いということがこの頃になるとわかってきました。
フェリーで出会った彼に注意した方が良い場所として教えてもらっていたのがこの日行く「三国峠」。
しばらくガソリンスタンドがないと聞いており、聞いていた場所にスタンドがあったので給油へ。
しかし開いてない。
早く来すぎた。
開くのは1時間後。
ガソリンタンクは3分の1程度の残量。
これは危険だなと思い待つことに。
私のバイクはツーリングのように長距離に適したバイクではなく、いわゆる街乗りバイク。
タンクも小さいので給油の頻度が他のバイクより多く必要でした。
まぁ仕方ないので近くをお散歩。
山の早朝散歩って気持ちが良い。
全然苦じゃない1時間でした。
スタンドが開いて満タンにし、いざ三国峠へ。
その前に層雲峡があったのでちょっと寄ってみました。
ここも絶景です。
ゴンドラがあったので上まで上ってみると山々を上から見下ろす感じ。
絶壁も凄いので首が痛くなるほど見上げちゃいました。
その後はいよいよ三国峠。
ここは樹海の中に道が浮いている感じで、眼下一面に樹海が広がります。
この宙に浮いているような道を走るんですよ。
気持ち良すぎです。
峠から写真を撮ると見とれちゃう程の景色。
私の中ではここの峠が一番きれいだった。
しばらく見とれちゃってましたね。
それから網走方面に向かうのですが、途中に摩周湖がある。
ダメ元でリベンジしてみようと思い行ってみると、奇跡が。
稀にみる霧のない摩周湖。
めちゃくちゃ稀だそうです。
綺麗に湖が見えました。
リベンジ成功。やった。
それから北上し、お腹が空いたので網走の「レストランホワイトハウス」へ向かいました。
その道中でアクシデント。
バイクのチェーンがバチッと音がして切れた。
スピードを出していないときに切れたので良かったんですが、飛ばしてる時に切れてたらチェーンが挟まりタイヤロックがかかってきっと大事故になっていたと思います。
これは運が良かったし自分のメンテナンス不足を猛省しました。
またまためちゃくちゃ運が良く、チェーンが切れた場所のすぐ50m先に町のバイク屋さんを発見。
前日まで運が悪かったのはこのためだったのかもしれません。
その場で直してもらうと同時にめちゃくちゃ怒られました。
ちゃんとメンテナンスしないと死んじゃうよと。
思いつきで来てしまったこの旅ですが、バイクのメンテナンスが頭にありませんでした。
バイクの知識はド素人です。
猛烈に反省し、メンテナンスの仕方をご指導頂きその後は毎日メンテナンスしていました。
バイク屋さんのおじちゃんに「レストランホワイトハウス」はどこ?と聞いたら道を挟んですぐそこに。
おじちゃん色々ありがとう。
早速「ビーフステーキとコンビ丼」を食しにお店へ向かいます。
この日のコンビ丼はウニいくら丼。
これで1,050円。マジ安い。
めちゃくちゃ美味しいしお腹いっぱいになります。
これおすすめです。
網走にいったら是非。
食後は網走刑務所に行き、サロマ湖へ。
この日の宿は「ライダーハウス夕日の家」に決めていたので宿も安心。
布団もあったので寝袋より少し良く眠れました。
8日目 網走~知床~釧路~音別
8日目は網走から知床へ向かう途中に「オシンコシンの滝」へ。
それから知床五湖へ向かいます。
道中に食べたいと思っていた「さけ親子丼」を食べに「知床料理一休屋」へ。
これがまた美味すぎる。
丼の盛り付けがまた美しく、視覚でも満足。
けっこうライダーがいました。
ツーリングで立ち寄る人気店のようです。
美味しいさけ親子丼を食べたら知床五湖へ。
ここが広い。
全部見たら2時間弱はかかるのではないかなと思いますが、全部は見ずに途中でやめました。
この日の予定では南下して帯広まで走るので、ちょっともったいないですが知床はここで終わり。
天気もあまり良くなかったので羅臼町経由で南へ向かいました。
途中で鹿さんに遭遇。
そういえば糠平で鹿肉が美味いと聞いていたので、この子たち美味しいんだろうなと思いながら写真を。
そして羅臼町にある「北の国から~2002遺言~」のロケで使われた番屋を再現した「純の番屋」へ立ち寄ってみました。
ウニ定食に惹かれたんですがさけ親子丼でお腹いっぱいでしたので断念。
それから開陽台へ向かいます。
途中の北19号が走ってて気持ちが良い道。
まっすぐ一本道でアップダウンが続くこの道は北海道のでかさを感じます。
気持ち良く走ってると開陽台へ到着。
ここの視界330度の展望がエグい。
晴れてたらもっと気持ち良かったんだろうなと思います。
ここで時間を確認したら16時近く。
やばいな~と思い帯広へ向かいます。
272号を釧路まで下り、海岸沿いを走ると音別というところにあるライダーハウスを発見。
今日はこの宿に決まり。
「北のビーナス」という自転車屋さんに併設してあるライダーハウスで、無料で布団付き。
自転車屋さんの裏にある民家の一室を無料でお借りできました。
お腹が空いたので夕飯は近くのお店の豚丼定食。
開陽台から音別までは小雨だったので体が冷えていたこともありラーメンが染みました。
豚丼ももちろん美味で満腹。
この日は宿に戻ると即寝でしたね。
布団ってありがたい。
とても快適でした。
ありがとうございました。
まとめ
8日目までを綴りました。
バイクのトラブルもあり、色々反省することもあったなと。
天気が悪いので運が悪いなと思っていましたが、バイクのチェーンが外れて生きてたことが運良すぎます。
タイヤがロックしてたら身体が吹っ飛んでますからね。
乗り物も心も体も、メンテナンスって大事です。
次回は9日目から綴っていこうと思います。
【編集後記】
5時半起床。ルーティーン後に仕事。
今朝は少し寝坊。4時に起きるとちょっと疲れが溜ってるなと思いもう一度寝ました。
今日は午後に訪問が1件。今日もコツコツです。
【家族日記】
昨日は娘の体育教室。
いっぱい身体を動かしてきたので、夜は爆睡。
私も同じく爆睡。寝かしつけて一緒に寝ちゃいました。