ひとり税理士のデメリットを痛感。解決のカギは常に時間的なゆとりを持つこと。

ひとり税理士として独立し、文字通りひとりで仕事をしてきました。

自分がやらなければ当然仕事は進まない。

これはイレギュラーな出来事が起こったとき、デメリットとして顕著に表れます。

常にイレギュラーを想定して時間的ゆとりを維持しておく必要があると思います。

目次

ひとり税理士のプレイヤーは自分だけ

もちろんですが、イレギュラーな出来事は突然起きます。

そしてそれは精神的にも辛いことだったりします。

これは誰にでも起こりうるもので、誰のせいでもありません。

ひとりで仕事をしているからといって、事前に予告してくれたり、出来事を回避してくれることもありません。

受け入れざるを得ない出来事は発生します。

そんなとき、勤務時代であれば有休を使い、仕事は誰か他の職員へお願いをすることができます。

しかし、ひとりで仕事をしている以上、仕事を進められるのは私だけです。

どんなときでも仕事はしないといけません。

これはひとり税理士のデメリットなんだろうと痛感しました。

ひとりで仕事をすることは、私には合っています。

自由人であり、自分ですべてを管理しながら自分の責任で仕事をするスタイルは魅力的で、とても自分らしい働き方だと思っています。

これはイレギュラーな出来事で感じたデメリットがあろうと、続けるつもりです。

ひとり税理士はマネージャーであり、プレイヤーでもあります。

すべてがひとり。

自由ですが、すべてがひとり。

突発的な仕事がきたら、所長が受けて職員へ丸投げというスタイルはできません。

まぁこれは仮に職員を雇っていたとしても相当嫌われますから絶対にやりませんが。

受けた仕事をやるのは自分だけ。

だからこそ自分で仕事を管理しながら自分でこなすのです。

時間的なゆとりは心にもゆとりをもたらす

人間は、時として残酷な試練を与えられます。

回避できない試練。

だからこそ、常にイレギュラーを想定して仕事を管理し、進めておく必要があります。

スケジュールは詰め過ぎない。

仕事は早め早めに進めておく。

イレギュラーを受け入れられるくらいの時間的な余裕を常に意識しておく必要があります。

気持ちを整理する時間。

あるいは仕事が進まず焦る気持ちをセーブする時間。

時間的にゆとりを持つことで、これらの時間を創出することができます。

スケジュールを詰め込みすぎていると、もちろんですがこなすべき仕事も増えます。

時間的なゆとりは生まれません。

毎日顧問先の訪問予定があれば、最悪の場合にはすべての予定を変更せざるを得ないこともあるでしょう。

そうならないように、常にイレギュラーを想定して仕事を管理しなければいけません。

これは突発的な仕事が発生したときにも同じく効果を発揮します。

突然の仕事依頼。

あまり期限が近すぎる仕事は受けませんが、例えば顧問先からの依頼でやらざるを得ない場合もあるかもしれません。

そんなときも、時間的なゆとりがあれば、その仕事をこなせる時間を創出することはできます。

時間を「捻出」するのではなく、「創出」できることが大事です。

「捻出」というと無理矢理どこかで捻り出す必要がありますが、ここではあえて「創出」を選んでいます。

時間は24時間と固定です。

この時間の中からイレギュラー対応の時間を作る必要があります。

仕事を詰め込みすぎると空いた時間が生まれません。

イレギュラーを埋め込む時間がなければどこかから捻り出してイレギュラーを突っ込みます。

そうすると、他の仕事へも影響を与えてしまいます。

これはサービスの質の低下を招きます。

これは絶対に避けなければいけません。

時間的なゆとりがあるということは、空いている時間があることを意味しています。

イレギュラーが発生したら、そのイレギュラーを空いている時間に当てはめます。

他の仕事への影響は最小限に抑えられます。

仕事でも、仕事以外でも、イレギュラーな出来事は突然です。

明日期限の仕事を明日やろうとしてた場合、イレギュラーが明日発生したらどうなるでしょうか。

明日やらざるを得ない。

でもイレギュラーな出来事でやれる状況ではない。

仕事をこなせるのは自分だけ。

そんな状況を作らないように常に仕事は早め早めを意識しています。

今回も期限が近い仕事はすべて終わらせていたのでこのようなことはありませんでした。

独立してから常に早め早めに仕事を進めるように意識してます。

もし期限間近で仕事をせざるを得ない状況だったと思うとぞっとします。

早め早めを意識してきて良かったなと思いました。

まとめ

ひとり税理士には当然メリットもあればデメリットもあります。

そのデメリットをいかに最小限にするかは常日頃の自分の管理次第。

今回はイレギュラーな出来事によりそのデメリットを顕著に感じました。

デメリットから目を背けず、デメリットを受け入れる体制を常に作り続ける重要性を改めて感じました。

    

【編集後記】
4時15分起床。ルーティーン後に仕事。
連休は4時起き生活から少し離れていました。
ですが今日も目覚ましなしで4時15分に起床できました。
4時起きが習慣化できているからかもしれません。

【家族日記】
連休はイレギュラーな出来事でバタバタしていました。
子供たちもちょっと疲れ気味かな。
今日は学校に幼稚園。ちょっと心配です。

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