独立したい気持ちが芽生えていたら、独立している人に相談しよう

独立する前、色々悩みました。

独立を考えている方はきっとめちゃくちゃ悩んでいると思います。

そんなとき、誰かの意見を聞きたくなったりしますよね。

その相談相手、きちんと考えてからにしましょう。

目次

独立していない人に相談

私は独立を思い立って、約半年後に独立しました。

その思い立った頃、独立するべきか、しないべきかさえ自分では決めかねていました。

情けないのですが、自信がなかったのか何なのか。

そこで色々な方に相談に乗って頂きました。

でも、独立を意識し始めたってことは、独立したいって気持ちが生まれたことなんです。

つまり、気持ちは決まっている。

相談といっても、結局は背中を押して欲しいだけだったりします。

当時の本人は気付いていないんですけどね。

今となってはわかります。

独立するのは決まっている。

あとは早いか遅いかだけ。

でもどこか不安だったりするので、誰かに聞いて欲しい。

相談に乗って欲しい。

そんな心理状況だったように思います。

そんなとき、一番初めに相談した相手が、勤務している税理士の友人でした。

その方との相談での初めの一言目が「まだ早いよ」でした。

そこで感じた私の正直な気持ちは今でも忘れません。

「早いってなんだよ」です。

自分から相談しておいて、相手が言ってくれた答えに違和感を感じました。

生意気な奴ですよね。

色々意見があるはずで、相手の意見を聞きたくて相談をしているくせに返ってきた意見に違和感を感じているんですから。

ここでわかりました。

結局は背中を押して欲しいだけだったんだなと。

独立に後ろ向きの意見をもらいたくて相談しているんじゃないんだと自分でも気付けた瞬間でした。

独立したい気持ちは芽生えている。

あとはいつどのように独立するかを相談したいんだと。

独立するかしないかの相談はしなくていいと感じました。

そこで、独立していない人に相談しても同じような回答が来るのではないかと思い、その後は独立していない人に相談するのはやめました。

独立する気持ちが強い勤務税理士の方に相談した場合には、また違った答えが返ってくるかもしれません。

しかし、私が相談した相手は独立する気はない税理士。

これからも勤務でやっていくと決めている方でした。

相手が悪いわけではありません。

自分の意見を言ってくれているのですから有り難いことです。

ただ、私の求めている回答ではなかったということです。

開業税理士に相談

独立するかしないかの相談ではなく、いつ独立するか。どのように退職するか。

そこを相談しようと思ったときに、相談するべき相手は既に独立されている税理士だと思います。

これから歩む道であろう退職して独立という流れ。

退職の言い出し方。

引継ぎの期間。

既に経験しているのは開業税理士です。

ここで注意しなければいけないのは、勤務税理士から社員税理士となり、税理士法人を経営している税理士は開業税理士とは違います。

勤務していた事務所を退職し、事務所を新たに開業した税理士に相談するべきだと思います。

独立されている人はきっと口をそろえて言うと思います。

「いいね!独立は早いほうが良いよ!」ってね。

きっと「まだ早い」なんて言いません。

独立に前向きな意見をもらえるでしょう。

そして、独立の厳しさも一緒に教えてくれると思います。

当然ですが、独立にはリスクがあります。

そのリスクは独立している人にしかわかりません。

正確には、わかっているけど、味わっていません。

実体験としての意見を言ってくれるはずです。

そんな開業税理士でも、私は2種類の開業税理士がいると思っています。

ひとつは職員を雇いたい、事務所を大きくしたい気持ちがある開業税理士。

もうひとつはひとりでやっていきたい開業税理士。

独立後にどちらを目指すのかが決まっている場合には、同じ方向の開業税理士に相談するべきだと思います。

独立していない人に相談したとき同様に、望まない回答が返ってきます。

私は相談ではありませんが、複数の税理士と飲みに行ったときにそれを感じたことがあります。

開業してひとり税理士としてやっていく。

するとある開業税理士から「人を雇わないとやっていけないって。絶対雇うようになるって。」そう言われたことがあります。

私はひとりでやていくと決めていました。

だから自分が目指す方向とは違う意見で、正直自分の目指すやり方を完全否定されているようで嫌でした。

もちろんその税理士の言っていることはわかりますが、目指す方向が違います。

目指す方向を否定されるのは、独立を否定されているのと同じくらい苦痛でした。

結局、前向きな意見が欲しいのであれば、同じ方向を向いている開業税理士に相談しましょう。

同じ道を通ってるからこそのアドバイスをもらえるはずです。

明るい道筋を示してもらえることになると思います。

結局決めるのは自分

人によっては、色々な意見を聞くために相談をするのかもしれません。

もちろん人それぞれ意見は異なりますから、それをたくさん聞くのも良いと思います。

でも、どんなに意見を聞いても、最終的に決めるのは自分ですよね。

誰がなんと言おうと、やるのは自分です。

相談した相手があなたの人生の責任をとってくれることなどありません。

すべての行動の責任は自分にあります。

独立するもしないもあたなの人生。

でも、独立しようかな、やめた方がいいかな、なんて気持ちあるときは、きっともう独立したいんだと思います。

私の場合はそうでした。

これはあくまでも私の意見ですけどね。

独立するのは不安です。怖いです。

だからこそ色々調べるし、色々相談にのってもらいたい。

でも、心の奥ではもう決断できているんだと思います。

なんとなくそう思ったら、前向きな意見をもらえる人にアドバイスをもらった方が良いと思います。

誰に相談しようが、最後に決めるのは自分ですから。

気持ち良く決断して、前向きに進んでいった方が、明るいスタートをきれるのではないでしょうか。

  

【編集後記】
今朝は3時20分起床。ルーティーン後に仕事。
早朝は寒くなってきたのでエアコン導入。
あれ、、、温風が出てこない。
原因が不明。。。修理かな。。。

【家族日記】
昨日は息子くんと一緒に事務所へ出勤。
娘ちゃんたちは体育教室。
みんなお昼寝なしで頑張ったので、夜は爆睡。
同じく私も爆睡。

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