「現在」は二度と戻ってこない大切な時間

時間の流れは全世界の人々に平等です。

時差があったとしても平等です。

そんな誰にでも平等に「現在」があります。

こうして私がブログを書いている時間、すべての人にとって「現在」は存在します。

その「現在」をどう過ごすかは人それぞれ。

正解はない。

私は「現在」を考えたときに、自分の家族と過ごす「現在」ってとても大事だなと思います。

二度と戻ってくることはない「現在」の家族との時間。

だから何よりも大事にしなければならないと思っています。

目次

子供達の「現在」は今しか味わえない

子育てをしているお母さんやお父さんは、きっと子供の成長は早いなと感じていると思います。

生まれたばかりだと思っていた子が、もう幼稚園。もう小学校。もう中学校。

私もそんな感情を抱いています。

もう幼稚園。もう小学校。

早いなぁと感じます。

子供たちもひとりで出来ることが増えてきて、いっちょ前に反抗もしてきて。

でも子供と過ごせる時間って幼少期を過ぎると大きく激減するのではないでしょうか。

小学生まではまだしも、中学生になると部活が始まったり、お友達と遊ぶ機会が増えたり。

親なんてほったらかしにされるのではないかと想像しています。

これはあくまでも私の想像です。

当たってるかどうかはわかりません。

私は中学生や高校生の子育て経験がないので。

そんな子供たちと過ごす時間ですが、子供たちの「現在」の時間に対する考え方は人それぞれだと思います。

寝返りをした。

歩けるようになった。

おしゃべりが上手になった。

ひらがなが書けるようになった。

側転ができるようになった。

そういった「子供たちの○○できるようになった瞬間」という「現在」の時間は将来戻ってくることはありません。

子供たちは日々成長し、日々できることが増えていきます。

そういったある種の記念時間である「現在」を感じられるのは、子供たちの、そして親にとっての「現在」しかありません。

だからこそ大事にしなければならないと思っています。

当然一日中一緒にいられるわけではありませんが、できる限り一緒に過ごす時間を確保するように努めています。

子供たちの「現在」は今しか味わえないかけがえのない時間です。

なんともない平凡な毎日ですが、それが何よりも大事な時間。

普段と何も変わらない。

子供たちとわいわい過ごす時間。

これが何にも変えられないかけがえのない時間であることを意識して過ごすようにしています。

仕事も家族も大事

私もそうでしたが、忙しすぎて子供たちと過ごす時間を確保するのが難しい場合があります。

はっきり言って勤務時代は平日は過ごせたとしても朝の少しの時間のみ。

帰宅する頃には子供たちはもう寝ている。

そんなのが当たり前の生活。

当時の私は社会人であればこれが当たり前だと思っていました。

ただ、何かそれが嫌でした。

その何かははっきり言えませんが、イライラしていました。

家族と過ごせないくらい働いて、子供たちは喜ぶのか。

朝起きたらすぐにパパは出ていく。

寝るときもいない。

次パパに会うのはまた次の日起きてから。

週末はなんだか一緒に過ごせたり。

時には週末さえも仕事で出ていったり。

平日はたかだか朝の1時間程度。

週末は上手くいって2日間。

週末一緒に過ごせればまだ良い方ですね。

でも税理士業界には繁忙期とやらが存在します。

まさに年末の時期から来年の5月くらいまでは繁忙期。

そんな時期は土曜日強制出勤となる事務所も多いでしょう。

そうなると休みは日曜日のみ。

繁忙期なら貴重な日曜日も出勤なんてざら。

すると子供たちと過ごせる時間はごくわずか。

そんな時に、仕事と家族とどっちが大事なんだろうとか考えたりしたことがありましたが、そもそも比較すること自体がナンセンス。

結局はどっちも大事なんですよね。

仕事もめちゃくちゃ大事だし、家族もめちゃくちゃ大事。

ただ、仕事は家族以上にはなり得ないと私は思っています。

あくまでも「私は」です。

仕事がめちゃくちゃ好きで、仕事が生きがいの人だっています。

そんな人は仕事が一番かもしれません。

それはそれで良いのです。

ただ、このどっちが大事かというのはその人自身が感じることであって、たとえ上司であっても他人には言われる筋合いはない。

これは昔の人に多いですが、男は仕事、女は家を守る。

そんな大昔の古いことを学校法人に努めていた頃の上司から言われたことがあります。

初めての子供が生まれて、一応名ばかりの育休制度があったのでちょっと上司に相談してみた時です。

当時はダメ元で聞いてみようと思っていましたが、いざ「男は仕事だ。子供は奥さんに任せておけば良い。俺もそうだ。」と言われ苛立ったことは忘れられません。

正直言うと、なんじゃそりゃって感じでした。

別に育休が取れなかったからどうこうは言いませんが、なぜ男は仕事だと彼に決めつけられなきゃいけないのでしょうか。

女性だって仕事するし、男性だって育児や家事もするし。

時代が時代だと言われればそうかもしれませんが、10年も前の話ではありませんから、そんな大昔ではありません。

当時の課長だけに限らず、総務課の人も含めて育休を取らせないように包囲網を作っていましたね。

理由は前例がないから。前例を作りたくないから。

制度上はOKなので、無理矢理取ろうと思えば取れたかもしれません。

でも揉めてまで取得してもなんか子供と接するのに弊害が出そうでしたのでやめました。

この時に転職を決意して、結果1年後には税理士業界に転職し、今は税理士として独立できているので、ある意味感謝しなければですかね。

私は家族と過ごす時間と仕事、どちらも大事です。

これは当時も今も変わりません。

ただ、これは他人が決めるのではなく、自分で決めることですよね。

試験勉強との両立は可能だと思う

税理士試験を再度受験しようと決めて、一番難しかったのが家族の時間を確保しつつ、勉強時間も確保すること。

社会人であれば勉強時間さえも確保するのが難しい状況です。

それに家族との時間も確保しようとしたので、悩みに悩みました。

そこで辿り着いたのがこのスタイル。

以前のブログで勉強時間について書いています。

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何度も失敗して辿り着いた勉強時間の確保の仕方ですが、家族との時間を確保し、勉強時間も確保し、いいとこ取りを目指しました。

結果的には非常に長い受験生活でしたが、なんとかなるものです。

これは結果論ですけどね。

受からなかったら意味がありませんが、なんとか無事に税理士になれています。

当時の私には、資格の勉強をするために家族を犠牲にするということができませんでした。

もちろん家族を犠牲にして仕事と勉強のみとすれば、結果的にはもっと早く税理士になっていたのかもしれません。

でも税理士になれたとしても家族円満になっていなかったかもしれません。

もちろんたらればですが。

試験勉強のために家族を犠牲にしている人だって大勢いらっしゃいます。

それが間違っているのではなく、ただ私にはできなかっただけです。

家族と過ごす時間も欲しかったんですよね。

欲張りだったんです。

資格に対する考え方って人それぞれだと思います。

その資格でお客様の役に立つ仕事がしたい。

そしてその仕事が本当に好き。

家族があって、守りたいものがあって、そのために資格を取りたい。

だから再度受験を決めたときに、家族との時間も極力削らないようにしていました。

再受験を決めたときに子供が生まれたばかりだったということもあります。

子供の「現在」は今しか味わえない。

この大事な「現在」をきちんと親として感じたい。

資格は欲しいけど、子供の成長も感じたい。

欲張りだったので両方欲しかったんです。

そのためにはいいとこ取りできるようになんとか工夫するしかない。

そう思って勉強も家族との時間も、もちろん仕事も大事にしてきました。

あくまでも結果論ですが、なんとかなるというのが私の印象です。

その代わり、それ以外の時間は削るだけ削りますけどね。

飲み会とかは削る。

受験時代の飲み会は時間の無駄以外何ものでもありません。

その時間があれば理論1題は覚えられます。

飲みに行くと翌朝の勉強ができません。

結果的に少なくとも2日は無駄な時間が生まれます。

資格の勉強と家族と過ごす時間、それに仕事の時間以外の無駄な時間をそぎ落とせるだけそぎ落として、それを勉強か家族との時間どちらかに充てる。

そうすることで両立は可能だと思っています。

まとめ

今日は令和2年8月に行われた税理士試験の合格発表の日です。

金曜日が発表だと郵送の通知は土曜日に届くのが通例ですね。

官報合格の方は今日決まります。

毎年結果が怖くて土曜日は家族で外出するようにしていたことを思い出します。

外出に喜ぶ子供たちを見つめながら、心の中で合格していますようにと祈っていました。

実らない年も何度もありましたが、諦めなければいつかは受かります。

そう信じてやるしかないんですよね。

税理士試験の発表日は受験していない今でも何か特別です。

あの苦しかった受験生時代を思い出す日、そして知り合いの受験生が受かってますようにと祈る日。

税理士資格は家族に応援してもらいながら取得した資格。

家族の時間を大事に、そして大好きな仕事も一生懸命に。

どちらにとっても「現在」という時間は二度と戻ってきません。

「現在」を大事にして過ごすように意識して生きたいと思います。

   

【編集後記】
今週は少し乱れた日がありましたが、ほぼ4時起床を維持。
今日は3時起床。
GoToトラベルが一時停止となり、帰省しない、できない人が多いかもしれませんね。
私はその帰省というのは学生時代しかしたことがありません。
それも飛行機でしたので、テレビでみる乗車率100%超の新幹線は味わったことがありません。
帰省が難しい今年はいつもと違った年末年始になるのかなと思います。
友人達との忘年会もないですしね。
早くコロナが落ち着いてくれるといいなと願うばかりです。

【家族日記】
外遊びが大好きな子供たちにとって雪は大好物。
今年初の積雪で子供たちは大はしゃぎ。
玄関前には雪の玉が。
朝は娘ちゃんと通学通勤しているのですが、雪で遊びながらの登校。
こちらは寒くて早く事務所へ行きたい感じ。
こんな通学通勤もいつまでできるはわかりませんよね。
ほんと大切な「現在」の時間です。
大事にしたいと思います。

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