フリーランスの増加が個人事業主の事業承継に与える影響を考えてみる

よく耳にするようになったフリーランス。

会社や組織に属さず、仕事によって自由に契約する人を呼ぶそうですね。

なんだかパッとしないですね。

イメージしにくいですね。

なので、私は勝手に「ひとりで、好きな仕事を、自由にしている人」だと思っています。

だから私もフリーランスの一人。

個人事業主とフリーランスは大きな違いはありません。

どちらも会社に属さず、個人で独立して事業を行っています。

そんなフリーランスが最近増えてきているそうです。

きっとみんな縛られたくないんです。

自由が欲しいんです。

自由に仕事をするとなると、場所も選びません。

地方移住だって当然選択肢のひとつ。

実家が事業をやっていれば地元に戻って家業を継ぎながら自分の好きな仕事も続ける、なんて生き方もあるのではないでしょうか。

後継者不足といわれるこの時代ですが、フリーランスが増加すれば事業承継にも良い影響を与えるのではないかと勝手に思っています。

目次

フリーランスは今後増える

そもそも、これからフリーランスが増えると言われているのはなぜでしょうか。

1番は自由度が高い働き方への憧れではないでしょうか。

日本では中卒、高卒、専門卒、大卒のどの学歴でも最初に組織に属します。

組織ゆえに規則があり、縛られた働き方を強いられます。

9時から18時などの就業時間を決められ、その時間に出社しなければなりません。

コロナの影響もあり、テレワークが推進されている昨今ですが、それでも出勤命令されている企業が多いのが現実。

それでもコロナによりテレワークが以前よりも当たり前になってきたこともフリーランスにとっては追い風でしょう。

それも後押しして、自由に仕事ができるフリーランスへの憧れは若い世代を中心に増えてきているのだそう。

働く場所が自由、働く時間も自由、出勤ももちろんしなくても良い。

満員電車に乗らなくて良いことだけを見ても、魅力的な働き方なのかもしれません。

そんな自由を求めてフリーランスになる方が増えているのだと思います。

そしてもうひとつはインフラが整備されたこともあげられるでしょう。

クラウドソーシングなどにより、フリーランスが仕事を受けやすい環境が整ってきていることもあるでしょう。

安定を求めて公務員や正社員になる時代から、いずれは自由を求めてフリーランスへと思考が変わってきているのかもしれません。

お金より時間という若者も増えているそうですしね。

親の事業を「副業」としてやる人も増えるかもしれない

完全テレワークやフリーランスが増えると、何が変わるか。

それは都会に住む理由が薄れるということです。

出勤のために東京に住んでいた人も、テレワークやフリーランスになると同時に地方移住なんて何も珍しくない時代。

地元に戻ってフリーランスの仕事を続けることができる。

完全テレワークであれば地元で今までの仕事を続けることもできる。

打合せなんてオンラインでやれば良いし、資料の授受だってオンラインで可能。

絶対にオフィスでやらないといけない仕事はない。

脱ハンコだって叫ばれている。

そんな時代です。

実家が事業をやられている子供が、就職を機に東京へ移住するのはよくある話。

東京で働いているため、実家に戻ってまで家業を継ぐという選択をしない。

これが個人事業主の後継者問題に拍車をかけていたのは事実でしょう。

これがコロナの影響によりテレワークが推進された。

副業を解禁する会社が増えた。

すると、東京に住む理由は薄れます。

完全テレワークで仕事ができるのであれば地元に帰ってオンラインで仕事をすることも可能な時代。

勤務する会社で副業も解禁された。

ということは、地方に移住して本業はオンラインで、副業は地元でリアルでなんて生き方も生まれるのではないでしょうか。

あくまでも想像の域ではありますが。

親の家業の種類にもよりますが、そんな生き方を選択できる時代になったということです。

テレワークよりも自由度が高いフリーランスとなれば、より現実味が帯びてきます。

働く時間も場所も自由であれば、本業をやる時間、副業をやる時間も自分次第。

家業も継げるし、好きな仕事である本業も続けられる。

自由であるからこそできる生き方です。

そんな生き方を選択されるフリーランスが増えるかもしれませんね。

法人設立により複数事業を行うのもひとつの選択肢

本業はフリーランスで、副業で家業という生き方。

その逆も然り。

何も個人事業で両方をやらなければならないという理由はありません。

法人を設立し、本業は法人で、副業は個人事業でというのもありでしょう。

個人事業主になると会社員としての恩恵を受けられません。

つまり、社会保険料を全額個人で負担しなければなりません。

年金も厚生年金ではなく国民年金になります。

であれば、本業のフリーランス事業を法人で行い、役員報酬をもらいながら半分を法人経費で法人負担にして加入する。

副業である個人事業では国民年金や国民健康保険には加入しなくて良くなります。

法人で社会保険に加入していますから当然ですね。

法人と個人で事業をわける、あるいは複数事業を法人で営むという選択肢もあります。

事業自体が軌道に乗らないとこんな話にはなりませんが、フリーランスとして独立する以上、その事業で食べていく覚悟があるはずです。

それに家業をプラスする生き方です。

そして個人でやるか法人でやるか。

あるいは折衷か。

そんな選択肢も生まれるということですね。

まとめ

今回はフリーランスが増えた場合に個人事業主の事業承継にどのような影響があるのか考えてみた、というより妄想してみた感じですね。

住む場所も、仕事する時間も、仕事する場所も、すべてが自由になるフリーランス。

そんなフリーランスが増えることにより、家業を継いでもいいかなって思える後継者が増えることを私は期待をしています。

自由だからこそできる生き方です。

やらされるのではなく、自分から好んでやるんです。

だから両方やっても苦ではない。

両方真剣に取り組める。

自分で選んだ道ですからね。

そんな自由な生き方ができる時代なんです。

益々フリーランスが増える時代になって欲しいなと思っています。

    

【編集後記】
今週も有り難いことに忙しく仕事ウィーク。
ゴールデンウィークなんだか、仕事ウィークなんだかって感じ。
日本の会社は3月決算が多すぎる印象。。。
それでもドラゴン桜2をKindleで13巻まで購入し読了。
色々ヒントになることもあったので良いゴールデンウィークになったかな。

【家族日記】
ゴールデンウィークはどこにもお出かけできないので、家族でBBQ。
旅行にも行けず、娯楽施設にも行けず。
それでも子供たちは楽しんでくれたので良かった。
こどもの日はパンケーキ祭り。
子供たちは自由にデコレーション。
そして夜はお寿司パーティー。
食べ過ぎたかも。。。

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