自分の生きやすい方を選ぶ

生きやすい環境って人それぞれ違いますよね。

都会が向いてる人間。

田舎が向いている人間。

組織に向いてる人間。

ひとりが向いてる人間。

2択ではないにしろ、人によって生きやすさを感じるポイントは違うのではないでしょうか。

これまでの選択で生きやすさを重視した決断には、地元に戻ったこと、そして組織を出てひとりになったこと。

この2つの選択が今の生きやすい環境の土台になっていることは間違いありません。

目次

都会より田舎が生きやすい

私は宮城県で生まれ、宮城県で育ち、大学進学で大阪へお引っ越し。

大学4年生になる年に埼玉へお引っ越し。

トータル3年は大阪、1年ちょっと埼玉で暮らしました。

大阪の頃は大阪の中でも田舎の方に住んでいました。

住んでいたアパートの裏手には田んぼがあり、地元感を感じられる点もそこを選んだポイントでした。

地元では田んぼがそこら中にあります。

昔よりは減ってしまいましたが、今も数分歩けば一面田んぼの風景を見ることができます。

埼玉では単身赴任をしていた父とふたり暮らし。

意外と父とふたり暮らしという経験って珍しいことだったな、と今では良い思い出です。

大阪も埼玉もとても良い場所で、気に入っています。

でもどうしても人が多いという点が私にはストレスでした。

どこに行っても人が多い。

電車もいつも混み混み。

埼玉時代の電車はもうストレスのかたまりでした。

毎日埼京線を利用していたのですが、毎日嫌で嫌で仕方がありませんでした。

家に帰ってくるとホッとする。

そんなこともあり、結局は地元に戻ってきて落ち着いています。

何度思い返してもやはり自分には都会の生活は向いていないと感じます。

私にとっては田舎の方が生きやすいのかなと思います。

別に田舎が良くて都会が悪いとかいうのではなく、自分に合っているのは田舎ってことです。

都会も好きですが、住めないというだけ。

毎日ではなくて、たまに遊びに行く程度が私には合っている。

たまに「都会vs田舎」みたいなタイトルのものがあったりしますが、別に対決する必要ないと思うんですよね。

どっちもメリットもデメリットもありますし。

違いを書くなら良いと思うんですが、なんでいちいち対決しちゃうんですかね。

人によって勝者が変わるし、意味あるのかなって皮肉れて考えちゃいます。

組織よりひとりが生きやすい

そして大きな選択としては組織を出たこと。

社会人になって組織に勤めたときから、もう生きにくいなと感じていました。

税理士業界に入る前の学校法人に努めていた頃、この感覚は強かったです。

毎朝感じる仕事に行きたくない病。

社会に出れていない小さい社会(大学という組織内でしか仕事をしない)という閉塞感。

組織内でのペコペコ感?イエスマン精神?無理だったなぁ。

上司の顔色を伺ったり、ノーと思っていても言ってはいけない雰囲気。

まーそれでも反発して言っちゃってましたけどね。

だから組織内での敵が多かった(笑)

特に上の方の人間たちにね。

組織内での立ち振る舞いとか、気にしながら生きるのがほんと苦しかったです。

他を知らないので何とも言えませんが、民間でもどこもそんなもんなんですかね。

あの雰囲気はしんどかったなぁ。

そんなのも嫌になったこともあり税理士業界へ転職したんですが、同じような組織でもこっちの業界の方が断然生きやすかったですね。

仕事はハードですが、メンタル的には断然楽でした。

何より、自分寄りの人間に出会えたのは大きいですね。

税理士試験の勉強をしている人は独立志望があったり、向上心があったり。

睡眠不足になったり、勉強することが多かったり、大変ではありますが、前組織より生きやすかった。

何より上司が尊敬できる方で、辞めた今でも時々連絡をとらせて頂いています。

憧れの税理士像はこの時の上司です。

仕事だけではなく、人間的にも尊敬しています。

しかし、税理士業界に入って、「時間」という縛りに生きにくさを感じるようになりました。

いわゆる長時間労働ですね。

尊敬できる上司がいるにも関わらず転職してしまったのは、時間が辛かったからです。

体調を崩してしまったこともあります。

さすがに今では改善されているそうですけどね。

次の転職先の税理士法人も時間の縛りはやはり強く、結果独立してひとりでやる道を選びました。

時間という縛りをなくすには、組織を出るしかないんですよね。

組織を出て、組織を作る気にもなれないのは、自分が苦しんだからかもしれません。

ひとりでやっている以上、自律心を常に維持しないといけない点は今までにない苦労ですが、時間という縛りはなくなりました。

元々人に合わせるということが苦手で、ひとりでやってる方が気が楽(責任という重みはありますが・・・)。

ひとりで決めて、ひとりで仕事ができる今の環境が私には最も生きやすい選択だったと確信しています。

まとめ

生きやすい環境を考えてみたら、私はいわゆる「社会不適合者」ってやつなんじゃないかなと思います。

協調性がない気がしますね。

ノーベル物理学賞を受賞された真鍋氏が日本に戻りたくない理由を述べた際「日本人は調和を重んじる」と仰られていました。

まさにその通りですよね。

それを会見でさらっと言ってくれることが嬉しかった。

生きていくには調和は確かに大事だとは思います。

ですが、組織という狭い枠の中で調和のみを重視して生きていくことが私にはできなかった。

生きやすい環境を作るには、自分がその環境を作らないといけないですよね。

色々しんどい時期や経験をしましたが、やっとたどり着けたって感じです。

これからもこの生き方を維持出来るように、お客様のためにできることをコツコツ努力していきたいと思います。

   

【編集後記】
年末調整のご案内をそろそろ準備しないとなと思っています。
仕事は忙しくても、心は穏やかにいたいものですね。
10月は慌ただしく去って行く予感です。

【家族日記】
秋休みということで娘ちゃんとvsパークに行ってきました。
結構な行列でびっくり。
確かに色々なアトラクションがあり、これは楽しい。
また行きたいなと思える場所でした。

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