先日、約1年ぶりくらいにお会いした方から嬉しいご報告がありました。
その方とお会いするのはその日が2度目。
連絡先も知らない間柄。
それでも仕事でたまたま今年もお会いしました。
そこで約1年前の何気ない会話がその方の人生を変えたことを知ります。
何気ない会話がその方のお役に立てたようで嬉しかったです。
何気ない会話が他人の人生を変えることもある
冒頭の嬉しいご報告は、その方がキャリアチェンジへ第一歩を踏み出すという内容でした。
4月から新しい職場に転職しますとのこと。
そのきっかけが約1年前の私との会話だったと言われました。
そしてお礼も言われました。
私としてはあまり意識して話しをしていなかったので、最初は何の会話をしたかさえ覚えていないレベル。
そんな世間話でお話ししたことがきっかけで、その方は転職を決意し、実際に動かれ、内定を勝ち取っていました。
ものすごく嬉しかったし、私自身励みになりました。
約1年前にその方と会話したことは覚えています。
でもどのような内容かは最初思い出せませんでした。
その方の顔も覚えています。
なので1年ぶりにお会いしてもすぐにその方だとわかりました。
ご無沙汰ですね~からの1年ぶりに世間話。
そんな中で知ったその方のキャリアチェンジの第一歩。
純粋に嬉しかったです。
1年前に私自身のキャリアについてお話ししたようです。
その内容までは正直覚えていません。
ですがその会話がきっかけだったそうです。
ほんとに何気ない会話でしたが、その方の人生を変えました。
会話ってものすごい力があるんですね。
何気ない会話に人生のヒントがある。
それをその方から学びました。
自分では何とも思わない情報にも価値がある
世の中には色々な情報があります。
ネットが普及し、必要な情報はほとんどネットで検索するとでてきます。
もちろんその情報が正しいのかどうかは自己判断ですが。
情報には発信する方は何とも思っていなくても、受信する方には価値があったりします。
特にその人だからこそ発信できる内容。
経験した内容って、経験したからこそ発信できる情報ですよね。
経験していないのに発信したら、ただの妄想。
合ってるかどうかなんて発信してる方もわからない。
でも、経験した内容の場合、発信する側はなんとも価値を感じなくても、その情報を知りたい人にとってはとても価値があります。
つまり、経験しないと語れない内容であれば、経験していない人にとっては有益な情報になります。
職場環境なんて特にそうですよね。
務めたことがある職場であれば、実際に経験した環境を情報として提供できます。
その情報は発信する側にとってはなんともない経験談ですが、これからそこを目指す方にとってはとても有益な情報になります。
給与だったり、就業時間だったり、人間関係だったり。
もちろん勤務当時の内容になるので現状とは異なることが前提です。
業務内容などの秘密情報は流せませんが、経験した職場の環境についてはいくらでも語れます。
今回はその職場環境の話がお役に立てたようです。
私としては何も有益な情報は話したつもりはありませんが、その方にとっては有益な情報だったようです。
それをきっかけに一歩お踏み出すのです。
価値ある情報であるかは発信する側ではなく、受けた側が決めることなんですね。
何気ない発言でも人を傷つけてしまうことがあると肝に銘じよう
何気ない情報が、受ける側には価値がある場合がある。
でも、これって逆も然りですよね。
何気ない会話が聞いている人を傷つけてしまうことがある。
これは発信する側、発言する側が気を付けないといけないなと今回思いました。
なぜなら、私は1年前の何気ない会話を覚えていないのです。
その何気ない会話がその方にとっては無益な情報であったならまだしも、傷つけてしまう発言をしていたとしても気付かずにいたでしょう。
何かを侮辱したり、非難したり。
その方が目指しているキャリアがあったとして、そのキャリアを何気なく否定していたり。
あくまでも今回はキャリアの話で考えていますが、これは日常の会話でもあるんだろうなと思います
お客様との会話。
関係する業者様との会話。
家族との会話。
色々なところで何気ない会話ってありますよね。
それらすべてに気を張っていたら疲れてしまいます。
ですが、普段の会話の中で「あれ?」と思う発言をしてしまわないように言葉を選ぶことは大事なんだろうなと思います。
私は口が悪い方なので、気を付けようと思いました。
口は災いの元ですしね。
まとめ
何気ない会話からのキャリアチェンジ。
本当に嬉しいご報告でした。
その方とはコロナが落ち着いたら飲みに行きたいなと思っています。
連絡先も交換し、あとはコロナの終息を祈るのみ。
楽しみがひとつ増えました。
頑張って欲しいなと思います。
【編集後記】
昨日で東日本大震災から10年。
3月11日14時46分。
地元ではサイレンが鳴り響き、私はひとり事務所で黙祷。
あの日のことは忘れません。
【家族日記】
震災当時は生まれていなかった子供たちも「つなみ」を知っています。
先月の地震でも「つなみこない?」と聞かれました。
津波が怖いものだという知識は小さいながらにも得ているようです。
あの揺れで全く起きなかった息子くんだけが心配です。