独立してだいたい半年が経ちました。これまでをちょっと振り返ってみようと思います。
今思えば、2019年の3月頃に急に「独立」を意識し始め、約半年後には事務所へ退職の意向を示し、その4ヶ月後には独立していました。
我ながら思いつきで動いたなと思います。結構思いつくとすぐ行動に移してしまう性格、そして一度決めたらもうやるまで気がすまない。
独立のきっかけは以前ブログで書かせて頂きました。
独立後の生活
独立したのは去年の12月でした。
思い返せば、勤務最終日も普通に業務をこなしていました。
退職直前に相続案件の税務調査が入り、その資料作成が最後だったような記憶があります。
すでにうろ覚え…もう脳は独立後のことしか覚えていないのかもしれません。良いのか悪いのか。。。
独立して1ヶ月はほぼ準備と既存タスクのみこなし、生活リズムを考えたり、何か新しいことを始めたりもしていませんでした。
良くないんでしょうが、なんか年末ということもあり、年内は準備しようと勝手に決めて、前に進んでいなかったように思います。
勤務時代は忙しかったので、独立後は子供たちと過ごす時間に充てたり、休養期間と勝手に決めてゆったり過ごしていました。
年明けから徐々に動き出し、脳内も営業しなきゃモードになり、なんだか急に焦りはじめていました。
そんなとき勤務時代にできた人脈から新規案件も受注し、周りの方たちに助けられてるなと感じます。
まだまだ営業は未知の領域で悪戦苦闘中です。
生活リズムも少しずつ考え始め、色々試してみました。
最終的にたどり着いたのは朝型生活。
自分に合っているのはやはり朝型だなと思い、現在は9時頃には就寝し、4時前には起きている生活です。
このブログも5時前に綴っています。
この生活リズムになってから心にも余裕が生まれてきたように思います。
目覚まし時計は4時に鳴るようにしているのですが、ほぼ毎朝鳴る前に起きています。
体が勝手に起きるので、睡眠時間は十分取れているのかなと思います。
体が睡眠を欲している状況ですと目覚まし時計で「起こされる」という状況になるのではないかと素人ながらに思っています。
風邪もひかなくなり、睡眠の大切さを感じています。
アポは極力午後からと決めており、午前中は事務所で仕事をする仕事スタイルです。
午前中の方が作業をするには捗りますし、体調が悪いときには午前中に通院してから仕事にいけるので、お客様へ与えてしまう影響を最小限にできると思っているからです。
事務所は自宅から徒歩10分程度なので、電車での通勤時間もなくなり時間を有効に使えています。
ここ2ヶ月くらいは、「自分がやりたい仕事」を複数あげてみて、自分の気持ちに問いかけ、何個かをピックアップし、深く掘り下げています。
「お客様にメリットがあるか?」を検証し、練っている段階です。
まだまだ途中ですが、少しずつ前には進めていると感じています。
それも自発的に「やりたい」と思える分野ですので、楽しい。
やらされている感がないので、前向きになります。
反省すべき点
この半年で反省点も見えてきました。
ひとりで全てをやらなければならないといこともあり、時間がいくらあっても足らないなと感じています。
これからもひとりでやっていくつもりですので、「作業の効率化」はどうしても欠かせません。
現時点ではまだまだできておらず、ITを活用しながら効率化を進めていかなければならないと実感しています。
元々それほどITに強いわけではありませんが、独立をしてから少しずつ慣れるように、抵抗感を無くすように努力はしてきましたが、本当にまだまだだなと感じています。
ひとりでやられている税理士の方々はITに強い方が多く、業務の効率化を図られているので、参考にしながら日々努力していかなければと思っています。
これからの生き方
独立前は単純に縛られる生活が嫌で、「税理士・独立・自由」などでネットでググり、井ノ上陽一さんを知り、早速メルマガ登録したのがきっかけで、「ひとり税理士」という魅力的な生き方を知りました。
今もメルマガを毎日楽しみにしています。
そして『十人十色の「ひとり税理士」という生き方』を読み、もう気持ちが高ぶったのを覚えています。
子育て世代の方々が多く、自分の境遇と照らし合わせてみてとても参考になり、めざす道を示して頂いたように思います。
今は私もひよっこひとり税理士として独立し、自分なりの目指す生き方を探しています。
ベクトルの方向は定まってきているのですが、まだまだ最終的に自分がどう生きたいのか、答えがでていません。
まとめ
ひとり税理士として開業してみて思うことは、単純な「ひとり」じゃないということです。
仕業の横のつながりが増え、勤務時代よりも孤独さがなくなっていると感じます。
これは時間が自由となり、参加したいセミナーには参加し、交流したいと思える方と交流できているからだと思います。
逆に交流を望まない場合には交流しないこともできます。ストレスも減っていると感じます。
時間は自由になりましたが責任は重くなりました。自由を得るには責任と不安が伴います。
日々研鑽し、自分をレベルアップさせていかなければいけません。
自分も成長できる。これもまた独立のメリットのひとつかなと感じています。